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カフェWithとは?
【2011年度カフェ運営日程】
カフェWithは2005年にスタートし、2011年に7年目を迎えた、主に和歌山の中心市街地を活性化するために和歌山大学の学生が中心となって運営しているオープンカフェ(3年目・本年度のみ空き店舗運営)の事です。
和歌山の中心市街地の地域の回遊性・滞留性の増大
(歩いて、まわって、ゆっくりしたいような楽しい地域にしていく)と、
学生や社会人を中心とした市民参加型のまちづくりをカフェを通して行うのが狙いになっています。
1年目の2005年は和歌山市の雑賀橋で、
2年目の2006年は和歌山市の京橋と片男波で、それぞれオープンカフェを行いました。
3年目の2007年は和歌山市のぶらくり丁の空き店舗を利用して初めての店舗運営を行いました。
4年目の2008年〜6年目の2010年は再び和歌山市の京橋を中心にオープンカフェを行っています。
今年のカフェWithは「地元密着」「地産地消」「レンタルカフェ構想」が大きな柱です。
【地元密着】
和歌山市の京橋などで行ったり、和歌山の団体とコラボレーションするなど、
地元に根ざしたカフェでありたいと思っています。
【地産地消】
柿を使ったデザートやしらす丼、ジンジャーエールなど、
和歌山の産品にこだわったメニューを提供していきます。このページの先頭へ
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WHCAの会
【主催】和歌山大学学生有志/わかやまヒューマンカレッジアフターの会 (WHCAの会)
【責任者】足立基浩(和歌山大学経済学部准教授)
【事務局】和歌山県和歌山市栄谷930和歌山大学経済学部 足立基浩研究室
【電話番号】(073)457-7722 (和歌山大学経済学部 足立基浩研究室)
【メールアドレス】caffe_with_koho@yahoo.co.jp【わかやまヒューマンカレッジアフターの会】
わかやまヒューマンカレッジアフターの会は、自分たちのまちを「住みよいまち」にするため、 どのような活動をするべきかを市民の立場から取り組み、 まちづくりに関する事業を通して、豊かで生き生きとしたまちに育てることを目的としたNPO団体です。今年度は実施場所の許認可、各種申請書類の申請などを行なっており、その観点から学生有志をバックアップする形で活動していただいています。
【和歌山大学学生有志】
今年度は学生が中心にカフェ経営をしていく事になりました。和歌山大学経済学部の足立ゼミの学生を中心に、 教育学部やシステム工学部の学生なども参加しています。活気あふれるカフェにしていきますのでよろしくお願いします。このページの先頭へ
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ぶらくり丁
私たちがカフェを開く付近にある「ぶらくり丁」とは…
約170年の歴史を持つ、和歌山県和歌山市の商店街です。
6つの商店街を総称してぶらくり丁と呼びます。目と鼻の先には和歌山城があります。
昔のぶらくり丁を知っている方曰く、「買い物といえばぶらくり丁」だったそうです。
近畿南部の、何でも買える場所として君臨。
北は大阪の泉南地域あたりまでは、ぶらくり丁の商圏だったそうです。
長らく和歌山の商業は、ぶらくり丁に集約されていたと言えます。このページの先頭へ
そのシンボル的存在が丸正百貨店(昭和25年設立、2001年前閉店)でした。
閉店したのは丸正だけではありません。
ぶらくり丁エリアの地図を見ていると“旧丸正”をはじめ
“旧ビブレ”“旧大丸"といった表記が目につきます。
2005年8月末には67年の歴史を持つ映画館“シネマプラザ築映”が閉館。
ぶらくりシネマコンプレックスと言われるほどたくさんあった映画館はついに0になってしまいました。暗いニュースが目立ちましたが、
2000年にはTMOまちづくり会社(株)ぶらくりがが誕生したのをはじめ、
和歌山市にまちおこしを扱う課ができたり、ワークショップなどがさかんに開かれるなど
「中心市街地ぶらくり丁を盛り上げよう」と動きが多数生まれています。さらに、近年のNPOなどの活動が充実してきており、和歌山市には
「和歌山の底力・市民提案実施事業」として市民団体から事業提案を募り、
優秀なものを助成するという形で市と市民が協力して、
より有益な交益サービスを提供しようという動きが生まれました。
カフェWithも3年間「和歌山の底力・市民提案実施事業」として実施しました。
その功績が認められ、2008年からは和歌山市の全面協力の元実施しています。また、2004年12月には旧丸正北別館がNKビルdressingとして生まれ変わり、
2007年11月には旧丸正本館が「フォルテワジマ」として再スタートしました。
同じく2007年9月、和歌山市の中心市街地活性化基本計画が全国14番目の認定を受けました。このほか人気のある飲食店もいくつか定着してくるなど明るい話題も出てきています。
2009年6月、「フォルテワジマ」がオープンしてから1年半、一時期よりは人通りも増えてきましたが、
完全に復興するにはまだまだこれからという状況が続いています。
私たちの運営しているカフェWithの2009年の主な開催地はぶらくり丁から程近い、
和歌山市の「京橋プロムナード」。そこでオープンカフェをする事によって、
ぶらくり丁の活性化につながれば、という思いで頑張っていきたいと思います。
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協力団体(2009年度)
2009年度のカフェWithに協力してくださっていただいた方々です。
※敬称略・順不同、リンクは別ウインドウで表示します和歌山市まちおこし推進課・・・和歌山市京橋でのカフェ営業の許可申請など全面的に協力していただいています。
和歌山大学 学生自主創造科学センター(クリエ)・・・学生のクリエイティブな活動を応援してくださっています。
株式会社一茶 本店・・・京橋から徒歩1分の所にあります。冷蔵庫や洗い場などの場所をお借りしています。株式会社南北・・・和歌山京橋ビルの1階テナント部分を倉庫としてお借りしています。
紀州わかやま“勤マル”ネット・・・広報などの面でカフェWithをバックアップします。また秋にタイアップ予定です。お楽しみに。
ぶらくり丁商店街・・・詳しくは上記「ぶらくり丁」の項目を参照。
和歌山市中央商店街連合会・・・カフェ「With」をはじめ和歌山大学生の活動をずっと応援してくださっています。
しらすのなかむら・・・めっちゃおいしい「本脇しらす丼」は、なかむらさんのしらすが命。
2007年度に引き続き2009年度も加太で捕れた新鮮なしらすを提供していただいています。コミュニティー・レストラン「シュフ・シェフ」・・・「もったいないふりかけ」を使ったおにぎりを提供して下さっています。
くじら共同作業所・・・7月19日にカフェWithにて手作りクッキーなどを販売。今後も協力予定です。
うたまちプロジェクト(和歌山放送)・・・わかやまの底力・市民提案実施事業に採択され実施している事業。音楽イベントなどで協力いただいています。
和歌山大学 観光学部/観光学部学生有志・・・6月7日のカフェに来ていただいて抹茶を提供していただきました。
昭和青春館・・・13日のメニューの給食セットの食器を提供してくださいました。
株式会社島精機製作所(フュージョンミュージアム ニット×トーイ)・・・6月13日のカフェで昔懐かしいおもちゃを販売していただきました。
「どんぐり」(パン屋さん)・・・6月13日のカフェで給食セットのコッペパンを提供していただいたお店です。
株式会社玉林園・・・7月19日のカフェでグリーンソフト・グリーンティーを提供していただきます。
わぁーと!手づくり市場2009・・・ニュース和歌山協力のイベント。カフェWithも7月19日のイベントの区画を無償提供していただきます。
和歌山トヨタ自動車株式会社 美園店・・・7月19日の昼のカフェにて店舗前のショールームをカフェスペースとして提供していただいています。
フォルテワジマ・・・ポスターの設置やチラシの配布、机などの備品貸出などにて協力いただきました。
和歌山県熊野牛ブランド化推進協議会・・・ハッシュド熊野(ハッシュドビーフに熊野牛を使用したもの)の熊野牛を紹介いただきました。
和歌山大学教育学部附属小学校・・・11月28日にてコラボレーション。生徒たちがスタッフとして働いたほか、ちいきっずWithカフェの多くのイベントに協力していただきました。(生徒たちが考えたマニフェスト発表、合奏、スタンプラリーなど)
野村證券株式会社 和歌山支店・・・10月31日のハロウィンカフェにてコラボレーション。「学ぼう教室(小学校高学年を対象とした経済を学ぶイベント)」を実施するなど当日多くの面で協力いただきました。
キッズステーション・・・11月7日・8日のイベント時にスペース(店前)を提供していただきました。
紀陽銀行・・・11月28日にコラボレーション。「銀行のお話」「金融ウルトラクイズ」の協力をしていただきました。
株式会社サンフレックス・・・「和歌山大学いも」のサツマイモや「パウンドケーキ」のうめたまご(http://www.umedori.com/)の二品を割引して提供。地産地消を実現する上で協力していただきました。
有限会社ティースペック(T-SPEC)・・・プロの音響屋さんです。12月6日のウインズさんほかのライブ演奏で音響を担当していただき、12月6日のライブイベントを裏方さんとして全面的に支えていただきました。
ウインズ・・・上新電機のCMソングでおなじみの和歌山のアーティスト。カフェWith2009最終回の12月6日のライブイベントに全面協力。「心も街もあったカフェ」でライブイベントを実施していただきました。
藪下将人・・・12月6日の「心も街もあったカフェ」でライブイベントを実施していただきました。過去にも何度か出演していただいています(2008年度以前を含む)。
田頭宜和・・・12月6日の「心も街もあったカフェ」でライブイベントを実施していただきました。過去にも何度か出演していただいています(2008年度以前を含む)。
ちょうあんdog・・・12月6日の「心も街もあったカフェ」でライブイベントを実施していただきました。
和歌山放送・テレビ和歌山のアナウンサーの皆さん・・・小川アナウンサー、山田みゆきアナウンサー、笠野衣美アナウンサーなど数人が12月6日の「心も街もあったカフェ」にてライブや朗読劇を披露していただきました(カフェWith2009最終イベント)。
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広報・取材関連(2009年度)
2009年のカフェWithは、以下の媒体・方々に取り上げていただきました。ありがとうございました!
※順不同、リンクは別ウインドウで表示します。 太字は関西広域圏以上の広範囲で放送・掲載されたものです。
広報が把握している分のみを掲載しています。抜けなどありましたらお気軽にご連絡ください。タレント 浅香あき恵さん、秋田久美子さん(吉本新喜劇)・・・自身のブログにて6月13日や12月6日などの数回にわたってカフェWithについて紹介していただきました。ありがとうございました!
※浅香あき恵さんのブログ「あき恵のちょべりぐ日記」はこちらからどうぞ。テレビ和歌山・・・6月5日(金)18時〜19時25分放送「@あっと!テレわか みんなで作る情報サイト」の「@あっと!団体さん」(カフェWithメンバー数名が出演)にて『レトロカフェ』を、
同じく11月27日(金)18時〜19時25分放送「@あっと!テレわか みんなで作る情報サイト」の「@あっと!団体さん」(カフェWithメンバー一名と和歌山大学教育学部附属小学校の皆さん数名が出演)にて『ちいきっずWithカフェ』を広報させていただきました。
また6月13日夕方6時放送「ニュースライフライン和歌山」で6月13日のカフェWithが取り上げられたほか、
毎週月曜18時からの「@あっと!テレわか NEWSスタイル(月曜)」にて足立先生からカフェWithのリポート・予告などを紹介。
そして12月4日(金)朝7時30分からの「おはよう和歌山」の冒頭にて30秒ほどカフェWith2009最終回『心も街もあったカフェ』を告知していただくなど多大なご協力をいただきました。
(この他、局内にポスターを掲示していただき、また『心も街もあったカフェ』のイベントの中で山田みゆきアナウンサー・笠野衣美アナウンサーも出演していただきました)
ありがとうございました。NHK和歌山放送局・・・NHKFM(和歌山ローカル)の6月5日(金)16時〜17時20分放送「わかやまPOWERSTATION U」にて広報させていただいたほか、
8月6日18時10分からのNHK総合テレビ(和歌山ローカル)の番組「わかやまNEWSウェーブ」のコーナー「特捜なるほどリサーチ社」にてカフェWithの取り組みを紹介。
さらに11月5日(木)朝7時45分からの「おはよう日本」関西ローカル枠「おはよう関西」のコーナー『街かどウォッチング』にて和歌山局発でカフェWithの取り組みを10月29日のハロウィンカフェの密着取材も交え紹介されました(関西広域圏にて放送)。
こちらも多大なご協力をいただきました。ありがとうございました。朝日放送(ABC)・・・11月28日『ちいきっずWithカフェ』内にて行われた小学生のマニフェスト発表を取材。同日夕方17時30分から放送の「ANN スーパーJチャンネル」内関西ローカルパートのニュースの中で「小学生もマニフェスト」として小学生が発表している様子が放送されました(「カフェWith」の表記はなし、関西広域圏にて放送)
和歌山放送・・・番組「経済ジャナール」にて足立先生ほかよりカフェWithが紹介されたほか、
11月23日のWBSラジオ祭りの番組の中で足立先生と2009年度の代表・副代表がインタビューに応じ、カフェWith全体と11月28・29日のカフェWithを紹介しました。
さらに、12月5日土曜朝7時10分〜13時の番組「ウインズ平坂の今日も全力投球!」12時台後半にてカフェWithスタッフの送ったメールを翌日ライブを行ったウインズ平阪さんによって紹介。12月6日のカフェの告知と労いをお便りという形で行いました(この他12月6日のイベントでアナウンサーが数人出演しています)。読売新聞和歌山支局・・・和歌山版の記事にて6月7日のカフェWithなどが紹介されました。
ニュース和歌山・・・6月に記事にて6月7日のカフェWithが、10月に10月以降のカフェWithが紹介されました。
和歌山特報・・・記事にて6月7日のカフェWithなどが紹介されました。
和歌山新報・・・記事にて6月7日のカフェWithなどが紹介されました。
産経新聞大阪本社・・・西日本地区に掲載された記事にてカフェWithの概要と6月13日のカフェWithが紹介されました。ほか数度和歌山版で告知が掲載されています。
朝日新聞和歌山支局・・・12月5日・6日と連続して和歌山版にて掲載。5日は12月6日の『心も街もあったカフェ』の告知を、6日は来年以降のカフェWithの動向として、和歌山市・和歌山の大学・和歌山市の高校数校が連携してぶらくり丁に店をもつ構想がある旨の話を掲載しました。
※2009年12月12日現在、来年2010年のカフェWithはまだメンバー・構想・実際に行うかどうかは確定しておりません。決まり次第改めてお伝えします。和歌山大学・・・・ポスター掲示・ビラ配布(2009年度まで)・クーラーボックスの提供などにて協力いただきました。
牛角狐島店・・・・ポスター掲示にて協力いただきました。
ローソン次郎丸店・・・・ポスター掲示にて協力いただきました。
セブンイレブン(梶取北)・・・・ポスター掲示にて協力いただきました。
サンワ梶取店・・・・ポスター掲示にて協力いただきました。
ぶらくり丁各商店主ほか多くの皆さん・・・・ポスター掲示にて協力いただきました。
南海電鉄(和歌山市駅)・・・・和歌山市の協力によりポスターを掲示していただきました。
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協力団体(過去)
和歌山大学BOX・・・2009年度前半のロゴなどの作成とポロシャツなどのデザインの作成(2009年8月13日協力関係終了)。
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足立基浩 (カフェ「With」統括責任者)インタビュー
※このインタビューは2009年12月6日、2009年度のカフェWith終了直後に収録したものです。
2009年度のカフェWithは皆さんのお力添えに支えられながら
無事全日程を終了しました。
ご来店くださった皆様
ご来店本当にありがとうございました。今年(2009年度)のカフェWithは、企業とのコラボレーション、いわゆる「レンタルカフェ」構想を掲げていたのですが、 そのコラボレーションはうまくできたと思います。
「レンタルカフェ」構想の一環としては野村証券さんや紀陽銀行さんも協力してくださいましたし、
また花王さん(の社員さんが協力して下さったカフェ)は多くのNPOが協力していただいてイベントのみも含めると同時間四地点という過去最大のカフェを運営することができました。
(補足:そのほか和歌山附属小学校さんが協力したカフェも広義的にはレンタルカフェといえます)
レンタルカフェの範疇とは外れますが今回はウインズさんにも協力していただいた、という事もあり、
本当に手ごたえはあったと感じています。
やってよかったと思いますし今回のカフェでさらにいろんな所とつながりができたのではないかな、と思います。ほかに今年のカフェWithで良かったところといえば、やはり自主的に動く人が増えた様な気がします。
意識的に、意思をもってする人が増えたのではないかな、と(補足:特に11月27・28日のカフェWithは発案者はとても思いのこもったカフェである旨聞いています。他の日・人もそれぞれ想いはあると思います)。
まさに『カフェWithは「学生が作るドラマ」だ』と言っていいでしょう。主人公は一人一人。全員が主人公。
それぞれが何でかかわっているんだろう、と意識していたのではないかな、と思います。いい意味で新しくなってきたと思うし、その一方で継承もしっかりできていると感じました。これからの時代、地域に住む人、若い人が自ら動かないといけません。
その中で動くためのものの一つがカフェWithになっているんではないかな、と思います。
(どうしてもこういうのって単発になりがちなんですが、)その人たちの気持ちをリレーして先輩から後輩に引き継いでやっているのがカフェWithだと思います。
若い人が中心となってリレーして、5年目になって、特に最終日が感動的ないい終わり方(補足:カフェWith単独開催としては2009年度の中で最高の集客を記録しています)になって、プロの人達も参加していただいたこと、というのは本当にうれしいと思う。フィナーレとしていい形になったし、みんな笑顔になれたのが良かった。大切なことは、カフェWithをやった後のお礼です。
お世話になった人にお礼をすることが大切。お手紙などを送るなどお礼はしていくべきだと思っています。
陰で努力した人がお礼を言われるかどうかで気持ちも変わりますし、
何事も感謝の気持ちをもってやることによって喜びますし、それが次につながることもあると思います。そして最後に…
皆さんの努力が、街づくりの観点からいい方向に進んでいくと思っています。
カフェ準備や運営に追力してくれたカフェメンバーの皆さん、
本当にお疲れ様でした。足立基浩
和歌山大学経済学部准教授、専門は「租税政策・地域開発と街づくり・都市再生に関する研究」
カフェ「With」統括責任者を務める。
和歌山大学研究者情報 「足立基浩」(別ウィンドウで開きます)このページの先頭へ